海難審判庁と税関見学

修習予定者の会合で海難審判庁と税関の見学に行ってきました。


海難審判庁は大雑把に言えば海難事故について原因究明をして当事者に行政処分を下すところです。
そこで審判を傍聴させていただいたのですが、専門用語が多くしかも第1回公判ではなかったので手続きの流れがわかりにくかったです。
しかし、今回通常の裁判とは別にこういう制度があることを知り、制度の概要を知ることができただけでも十分勉強になりました。


次に税関の見学にいきました。
こちらの方は海難審判に比べ、なじみがあるためか非常におもしろかったです。
ワシントン条約で規制されている動物を直接触ることができたり、にせブランド品と本物を見分けるコーナーがあったりして楽しかったです。
職員の方も様々な質問に快く答えてくださって有意義な見学でした。


それよりも勉強になったのは見学終了後の飲み会でした。
もちろんバカ話もするのですが、法制度や政治の議論になったときの白熱具合といったら・・・。
みなさん深い教養に基づいた具体的な意見を戦わせるのですが、私はほんんど議論に加わることはできませんでした。
私より若い方も自分の信念をもってひるまず議論していてすごいなぁと。
大学時代のサークルの例会である程度は議論することには慣れていたはずなのですが。
自分の教養のなさを恥じるばかりです。
しかし飲み会でこんあ熱い議論になったのは初めてだなぁ・・・。