入試問題

今日は伊藤塾のオープンスクール「論文突破!必勝講義」をテープで聴いてました。
目新しいことは特になかったですが、これからの勉強は基本を重視しなければならないと改めて思いましたね。
そのあと軽く、憲法の新入門講義テキスト(伊藤塾)を確認しました。


今日のニュース:「ひめゆり学徒証言は退屈」=青山学院、入試英語で出題


で、実際の入試問題は
http://www.inter-edu.com/kaito2005/high/aoyama/pdf/eng.pdf


あの、これのどこが問題なんですか?
相変わらずマスコミは全体の一部を取り出して本質を見ない批判をするのが得意ですね。
要するに「戦争体験を伝えるのは重要だが、それは言葉でなくてもできる。」というのが、文章の主題であって、別に元ひめゆり学徒を批判したものではないでしょう。
むしろこういう読解問題って、国語であれ英語であれ「優等生的な」文章が大半で一部を読むだけでフィーリングで答えが出ることが多いのですが、むしろ今回の問題のようにしっかり文章の趣旨を理解していないと解けない問題は良問と言えると思います。
この程度の文章が許されないとなると問題なんて作ることができなくなります。ひいては言論統制につながりかねません。


きっと会見した元学徒の方も記者に抜き出した一部だけ見せられたのでしょう。
今の時期にこんな記事がでてくるのもなんか意図的なものを感じますね。