今週も試験

今日は裁判所事務官の試験を受けてきました。
司法試験以外の試験を受けるのはもう何年ぶりかですね。
で、なぜだか会場の雰囲気がなんかどんよりしてたような・・・。
確かに司法試験の方がベテランの方が多く,年齢層も高いのですが、雰囲気は重くなかったです。
(もちろん試験終了後はその年の難易度によって空気が変わってくるのですが。)
しかし受験環境は司法試験の論文よりよっぽどよかったです。
開始1時間ぐらい前から教室が開いているのでゆっくり勉強できるし、試験の合間の休み時間も追い出されることなく教室で昼食をとることができました。
これが普通なのでしょうけどね。

で、内容は
まず教養択一。さすがに大学受験からしばらくたってると何も覚えていません。
知識分野はあたってたらラッキーという感じでした。
それに対して知能分野はそれなりに解けました。国語はバイトの関係で解けましたし、
数的処理も力技ですが何問かは解くことができました。

次に専門択一。科目は憲民刑でした。
予想通り司法試験ほどは難しくなかったですが骨のある問題もいくつかありました。
特に刑法は山口説や最新判例、それに司法試験でいうところの択一プロパーの問題があり苦労しました。

最後に二次試験となる教養論文と専門論文(憲法)でした。
これは一次で落ちていたら採点されないというシロモノです。
憲法は「新しい人権について論ぜよ」という一行問題。
司法試験ではこのような問題は出ないので構成にやや時間をかけました。
ある程度は書けたと思うのですが「知る権利」についての言及を忘れました。
必須論点ではないことを祈ります。

教養のテーマは自然災害における国家機関の役割でした。
かつて小論文の添削のバイトをしていた身としては失敗できないところです。
本問ではいくつか使用語句が指定されていたのでそれに沿って書いたので、
大幅な減点はくらわないと思います(と信じたい)。


帰ってきて某サイトで自己採点をした結果、どうやら一次のボーダーは越えているようです。
教養、専門ともに去年よりかなり難化したようで、国Ⅰよりも難しかったという意見も多いですね。

さて次は二次面接なわけですが、どうするべきか。。。
スーツも買わないといけないし。論文の勉強する時間がない・・・。
まあゆっくり考えてみます。